黒い扇
著者
書誌事項
黒い扇
(角川文庫, 15892-15893)
角川書店 , 角川グループパブリッシング (発売), 2009.9
改版
- 上 : 新装版
- 下 : 新装版
- タイトル読み
-
クロイ オウギ
大学図書館所蔵 件 / 全2件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
昭和61年10月刊行の角川文庫初版を分冊、改版したもの
内容説明・目次
- 巻冊次
-
上 : 新装版 ISBN 9784041630181
内容説明
伊豆修善寺、笹屋旅館の風呂場で邦楽作曲家の海東英次が死んだ。日本舞踊茜流家元・茜ますみ一門が主催する忘年会での出来事であった。残されていたのは禍々しい「黒い扇」。年が明けて、映画俳優の細川昌弥がガス自殺、さらに演劇評論家の小早川喬が事故死する。茜流の弟子で料亭「浜の家」のはりきり娘・八千代は、どれも茜ますみの周辺で起きた不審死であることに疑惑の目を向け、事件の真相を追う。傑作ロマンミステリー。
- 巻冊次
-
下 : 新装版 ISBN 9784041630198
内容説明
美貌の日本舞踊茜流家元・茜ますみの愛人たちが、次々に不審な死を遂げた。茜流の弟子で銀座の料亭のはりきり娘・八千代は、恋人で歌舞伎の音羽屋の御曹子・能条寛とともに事件の真相を追う。残された「黒い扇」の謎、茜ますみの過去、複雑に絡み合う人間関係の底流に蠢く情念と怨念…。昭和30年代の日本舞踊界、歌舞伎界、花柳界など、華麗な世界を舞台に展開するロマンミステリーの傑作が、文字の読みやすい新版で登場。
「BOOKデータベース」 より