書誌事項

龍馬

津本陽 [著]

(集英社文庫, つ6-5, つ6-6, つ6-7, つ6-8, つ6-9)

集英社, 2009.9-

  • 1 青雲篇
  • 2 脱藩篇
  • 3 海軍篇
  • 4 薩長篇
  • 5 流星篇

タイトル別名

竜馬

タイトル読み

リョウマ

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内容説明・目次

巻冊次

1 青雲篇 ISBN 9784087464849

内容説明

土佐藩郷士の家に生まれた坂本龍馬は病弱な少年だったが、次第に天性の剣才を発揮していく。ジョン万次郎からアメリカの文明について聞き、まだ見ぬ世界への期待に夢を膨らませる。親友の妹との結婚を約し、江戸遊学へと旅立つ。佐久間象山を知るなど見聞を広めるうち、黒船の来航で日本の現状を目の当たりにする。帰郷した龍馬を待っていたのは…。等身大の実像に肉迫した歴史巨篇、ここに始まる。
巻冊次

2 脱藩篇 ISBN 9784087464856

内容説明

桜田門外で井伊大老が暗殺されるなど、開国に傾いた幕府に対し、尊王攘夷の気運が高まっていた。龍馬は畏友・武市半平太が結成した土佐勤王党に参加。会談した長州の久坂玄瑞などの過激な考え方に違和感を抱く。勤王党の藩執政・吉田東洋暗殺計画を知って煩悶する。捨て石になることも、人を殺めることも自分は納得しがたい。龍馬は脱藩して我が道をゆくことを決断。勝海舟の門を叩くのだった。
巻冊次

3 海軍篇 ISBN 9784087464962

内容説明

勝海舟は、将軍家茂に直訴し、神戸に海軍操練所を設立する。龍馬は、航海術を学び、世界との貿易の夢に燃える。前途ある者たちが攘夷運動に倒れていくのを座視できず、海軍の塾生募集に奔走。尊王攘夷派と公武合体派の対立が激化。世情は騒然となる。土佐では勤王党への弾圧が強まる。折しも龍馬は、おりょうと運命の出逢いを果たす。天賦の剣才をもって激動の世を駈けぬける等身大の龍馬伝、第三巻。
巻冊次

4 薩長篇 ISBN 9784087465082

内容説明

長州征伐。欧米列強の四国艦隊の下関砲撃。風雲急を告げる情勢下、突然、勝海舟が軍艦奉行を罷免される。寄る辺なき龍馬たちは西郷隆盛の援助で亀山社中を結成し、海運に乗り出す。かたや薩摩への怨嗟に燃える長州、かたや主導権を握らんと虎視耽々の薩摩。時局打開のためには両雄藩の連合をおいてほかないと、その仲介に龍馬が乗り出した。まったく新しい視座から肉迫した龍馬伝、いよいよ佳境。
巻冊次

5 流星篇 ISBN 9784087465198

内容説明

将軍・徳川家茂の急逝、孝明天皇崩御と相次ぎ、政局は一気に緊迫した。龍馬は、後藤象二郎と連携し、土佐藩の支援で海援隊を発足させるが、海難事故などの試練がつづく。船中八策を起案し、平和的な政権交代を目指す。山内容堂の建白を受け、将軍慶喜は大政奉還を表明。倒幕の密勅が下されたのを知らず、ただ日本の夜明けに夢ふくらませ、龍馬は近江屋に逗留していた。津本版龍馬伝、ここに完結。

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA91695736
  • ISBN
    • 9784087464849
    • 9784087464856
    • 9784087464962
    • 9784087465082
    • 9784087465198
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • 大きさ
    16cm
  • 親書誌ID
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