「坂の上の雲」と日本人
著者
書誌事項
「坂の上の雲」と日本人
(文春文庫, [せ-3-12])
文藝春秋, 2009.10
- タイトル別名
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坂の上の雲と日本人
- タイトル読み
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サカ ノ ウエ ノ クモ ト ニホンジン
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注記
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
日露戦争で勇名を馳せた秋山好古・真之兄弟と俳句・短歌の革新者である正岡子規を軸に、明治日本の「青春」を描いた司馬遼太郎の『坂の上の雲』。この雄篇が発表されたのが1968‐72年である点に着目し、そこに込められたメッセージを解き明かす。斬新な視点と平易な語り口で司馬文学の核心に迫る傑作評論。
目次
- 第1章 国家が「軽かった」時代
- 第2章 「お里」の回復
- 第3章 ナショナリストの原像
- 第4章 日英同盟と「封緘命令」
- 第5章 乃木将軍と鉄道改軌
- 第6章 「歴史的記憶」と脚気
- 第7章 「成って居らぬ」旅順攻略戦
- 第8章 戦争と「広報」
- 第9章 「三笠」の記憶と石炭
- 第10章 「天佑神助」と「無常」
「BOOKデータベース」 より