中國古典社會における佛教の諸相

書誌事項

中國古典社會における佛教の諸相

西脇常記著

知泉書館, 2009.10

タイトル別名

中国古典社会における仏教の諸相

タイトル読み

チュウゴク コテン シャカイ ニオケル ブッキョウ ノ ショソウ

大学図書館所蔵 件 / 77

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

著者は中国思想史の観点から仏教書と仏教徒の作品を通して儒教との関連を解明する。まず、天台宗史の成立を検討して、仏教と世俗権力との関係を考察し、続いて唐宋期の仏教徒の遺言や墓誌銘を手がかりに個人の側から仏教の受容を検討。最後にヨーロッパとトルファン文書研究の状況を伝え、その文化的意義を明らかにする。

目次

  • 第1部 佛教史書について(宗鑑『釋門正統』以前—天台宗史とその成立(一);宗鑑『釋門正統』について—天台宗史とその成立(二);讀『佛祖統紀』 ほか)
  • 第2部 佛教徒・佛教信者(佛教徒の遺言;楊億研究—「殤子述」を讀む)
  • 第3部 中央アジア出土の漢語文獻(返還文書研究1—「返還文書」とその一覽;返還文書研究2—「返還文書」から見たトルファン版本の概觀;インド美術館藏トルファン漢語斷片假目録 ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ