貸し込み
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貸し込み
(角川文庫, 15939-15940)
角川書店 , 角川グループパブリッシング (発売), 2009.10
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カシコミ
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注記
2007年9月刊行の単行本に加筆・訂正し、文庫化したもの
参考文献: 下巻p[456]
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784043755066
内容説明
バブル最盛期に行なった脳梗塞患者に対する過剰融資で訴えられた大手都市銀行は、元行員の右近祐介にすべての責任を負わせようとする。右近は我が身に降りかかった濡れ衣を晴らし、銀行の巨悪を告発するべく、証言台に立つことを決意。マスコミと有能な女性弁護士の協力を得て、全面対決の構えをとった。しかし、銀行は組織の体面にかけて、なりふり構わぬ戦いを挑んできた。経済小説の旗手が実体験をもとに描く迫真のドラマ。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784043755073
内容説明
泥仕合の様相を呈していた裁判だったが、右近の証人出廷によって銀行の融資管理の杜撰さが明るみに出る。また、偽証の横行や印鑑偏重主義など裁判制度の限界と金融行政の欠陥も露呈される。そこへ、金融被害者問題に強い関心を持つ国会議員が登場し、事態は一気に打開されるかに思われた。しかし、事件の裏には複雑・怪奇な真実が隠されていた—。金融被害裁判の実態をかつてないリアリティで描く経済小説の傑作。
「BOOKデータベース」 より