書誌事項

英国機密ファイルの昭和天皇

徳本栄一郎著

(新潮文庫, 8806, と-20-1)

新潮社, 2009.11

タイトル読み

エイコク キミツ ファイル ノ ショウワ テンノウ

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注記

主要参考文献: p311-312

内容説明・目次

内容説明

世界帝国維持のため、インテリジェンスを駆使するイギリスは、アジアの新興国家・日本をも標的にしていた。とりわけ彼らが注目したのが、天皇ヒロヒトだ。その名代として対英米戦回避を図った吉田茂、白洲次郎らの動きから、戦後の天皇退位計画、カトリック改宗説、皇室の資産隠匿疑惑まで、ロンドンに眠っていた英国機密文書をひもとき、現代史の闇を照射するノンフィクション。

目次

  • プロローグ 白洲次郎の涙
  • 第1部 戦前編(二重戦略—秩父宮留学の裏で;秘密交渉—吉田茂の「示唆」;日英緊迫—天皇の懇願;反逆大使—戻らない針;豪腕首相—切り捨てられた日本)
  • 第2部 戦後編(皇室危機—資産隠匿疑惑;天皇改宗—ローマの触手;退位計画—英米の鍔迫り合い;皇太子攻略—家庭教師派遣に固執した英国)
  • エピローグ 皇居を見据えるユニオン・ジャック
  • 附章 駐日英国大使クレーギー、孤高の闘い

「BOOKデータベース」 より

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