石の肺 : 僕のアスベスト履歴書
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石の肺 : 僕のアスベスト履歴書
(新潮文庫, 8807,
新潮社, 2009.11
- タイトル読み
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イシ ノ ハイ : ボク ノ アスベスト リレキショ
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内容説明・目次
内容説明
文学を志す青年は妻子を養うため電気工となった。親方の指導の下、一人前の職人へと成長し、文学賞を受賞する—。胸の疼痛、止まらぬ咳、熱、重い疲労感。アスベスト(石綿)の尖鋭な繊維は青年の肺の奥深くに根を張りはじめていた。それは後にガンを発病させる「静かな時限爆弾」と呼ばれる悪魔の建材であった。黙したまま苦しむ全国の仲間へ、生きる勇気を贈る感動のノンフィクション。
目次
- 序章 国の指導で吹き付けた
- 第1章 電気工になった日
- 第2章 二足の草鞋を履く
- 第3章 ヤバイ現場
- 第4章 むなしき除去工事
- 第5章 アスベストとはなにか
- 第6章 時限爆弾はいつか目覚める
- 第7章 何をいまさら
- 第8章 アスベスト禍の原点を訪ねて
- 第9章 どこにでもある不滅の物質
- 終章 親方との一夜
「BOOKデータベース」 より