ぼくの歌が君に届きますように : 青春音楽小説アンソロジー
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ぼくの歌が君に届きますように : 青春音楽小説アンソロジー
ポプラ社, 2009.9
- タイトル読み
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ボク ノ ウタ ガ キミ ニ トドキマスヨウニ : セイシュン オンガク ショウセツ アンソロジー
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注記
その他の著者: 大島真寿美, 風野潮, 川島誠, 小路幸也, 丁田政二郎
「ピエタ」主要参考文献: 巻末
収録内容
- Peacemaker (ピースメーカー) : 1974年の赤星祭 / 小路幸也著
- ティーンエイジ・ライオット / 天野純希著
- 晴れた空に、ブラスが響く / 風野潮著
- ド派手じゃなけりゃロックじゃない! / 丁田政二郎著
- カモメたちの歌 / 川島誠著
- ピエタ / 大島真寿美著
内容説明・目次
内容説明
大事なのは、どの楽器を演奏するかじゃない。誰と、どんな演奏をするかだ(天野純希『ティーンエイジ・ライオット』)。きのう、ヴィヴァルディ先生が亡くなったと、アンナ・マリーアが泣きながらわたしのところへ来た(大島真寿美『ピエタ』)。授業や部活で毎日のように使っている音楽室なのに、先輩がいるだけで、全然違う場所みたいに見えた(風野潮『晴れた空に、ブラスが響く』)。港の公園での母の歌を、なぜか、ぼくは、母が自分でつくったものなのだと思い込んでいた(川島誠『カモメたちの歌』)。オープンリールのテープが回り出して、お昼の校内放送のエンディングテーマ、ビートルズの“ハロー・グッドバイ”が流れ出す(小路幸也『peacemaker 1974年の赤星祭』)。ジーサン達は鬼気迫る顔つきで、ギターをかき鳴らし、叫び、ドラムをぶっ叩いた(丁田政二郎『ド派手じゃなけりゃロックじゃない!』)。
「BOOKデータベース」 より