千利休の功罪。
著者
書誌事項
千利休の功罪。
(Pen books, 006)
阪急コミュニケーションズ, 2009.11
- タイトル別名
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The legend of Rikyu
千利休の功罪。
- タイトル読み
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セン リキュウ ノ コウザイ
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注記
監修: 木村宗慎
参考文献: 巻末
内容説明・目次
内容説明
「茶の湯」を完成させた男として、いまもなお伝説的な存在である、千利休。プロダクトから空間、さらにはグラフィックやイベント・プロデュースにいたるまで、あらゆる分野に才能を発揮し、すぐれた「デザイン」をもたらした。絢爛豪華で激動の安土桃山時代に生きたトレンドセッターは、茶人という枠に収まりきらない、日本初の「クリエイティブ・ディレクター」なのだ。70年の生涯のなかで、決して歩みを止めることなく、常に自らの美意識を研ぎ澄まし、伝統や歴史にとらわれずに、まったく新しい価値観で確固たる「個」を打ち立てた。そんな千利休の比類なきデザイン性、そして、その光と影、功と罪を徹底的に解明する。
目次
- 利休デザイン徹底解剖。(二畳敷きの極小空間に込められた、深遠な思想。;究極の茶室、「待庵」をつくってみよう。;茶室づくりを通し、利休の想いを追体験。 ほか)
- 利休をめぐる人々の興亡。(信長が考案した、世の中を支配するメカニズム—織田信長・豊臣秀吉・千利休;茶の湯の三巨人は、こんなにも違う。—千利休・古田織部・小堀遠州;もっとも愛した絵師、長谷川等伯とは? ほか)
- 現代における利休とは。(クリエイターが語る、それぞれの利休像。;さまざまに描かれた、キャラクター「利休」。;対談 花人・川瀬敏郎×茶人・木村宗慎—利休の登場で、一体何が変わったのか? ほか)
「BOOKデータベース」 より