安穏の思想史 : 親鸞・救済への希求

Bibliographic Information

安穏の思想史 : 親鸞・救済への希求

市川浩史著

法藏館, 2009.11

Other Title

安穏の思想史 : 親鸞救済への希求

Title Transcription

アンノン ノ シソウシ : シンラン キュウサイ エノ キキュウ

Description and Table of Contents

Description

この世に安穏はあるのか?この問いに対して身を賭して臨んだ、日本思想史上の傑人・親鸞。その思惟の独自性を、同時代人である日蓮や無住らの挙動、武家政権の政策・動静をも視野に入れ、思想史上に位置づける意欲的論考。

Table of Contents

  • 序章 中世の人々と安穏
  • 第1章 親鸞の安穏—その宗教的意義と社会的意義
  • 第2章 阿闍世と安穏—親鸞における「難治の機」と「難化の機」の問題
  • 第3章 日蓮の安穏—「現世安穏・後生善処」の意味
  • 第4章 現世と来世の安穏—『沙石集』にみる遁世という生き方
  • 第5章 中世の社会と安穏
  • 終章 思想としての「安穏」

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Details
  • NCID
    BB00014902
  • ISBN
    • 9784831838353
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    京都
  • Pages/Volumes
    vi, 193p
  • Size
    22cm
  • Classification
  • Subject Headings
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