宮本武蔵剣と思想
著者
書誌事項
宮本武蔵剣と思想
(ちくま文庫, [ま-37-1])
筑摩書房, 2009.11
- タイトル別名
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宮本武蔵『五輪書』の哲学
宮本武蔵五輪書の哲学
- タイトル読み
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ミヤモト ムサシ ケン ト シソウ
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注記
「宮本武蔵『五輪書』の哲学」(岩波書店 2003年3月刊)を改題し、一部修正し、新たに「補講」を付け加えたもの
内容説明・目次
内容説明
宮本武蔵は、単なる剣術遣いではない。道具を使い切って生きる「実の道」という激しい理想を、現実に歩き通した唯一の人である。その思想は思想と呼ぶには端的でありすぎ、その兵法は兵法と呼ぶには生活の万般に侵入しすぎる。彼は呆れるほど平俗なものを、誰もが息をのむ高さにまでひとり悠々と導いた。本書は『五輪書』を丹念に読み解き、武蔵の剣術の精髄を具体的に説き明かす。
目次
- 第1講 武蔵という人(武蔵論争;吉川英治の参戦 ほか)
- 第2講 武蔵の方法(上泉伊勢守と「流儀」;上泉伊勢守の無敵伝説 ほか)
- 第3講 武蔵の剣(二刀について;「吊り腰」の教え ほか)
- 第4講 実の道を行く(武蔵と宗矩;「独り太刀をとつて」 ほか)
- 補講 型を生きる(兵法に「型」があること;武蔵が作った型 ほか)
「BOOKデータベース」 より