縮尻鏡三郎
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縮尻鏡三郎
日本放送出版協会, 1999
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シクジリ キョウザブロウ
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784140053201
内容説明
大番屋元締の拝郷鏡三郎は、もと上級役人。何のわけあってか失職、陰では“しくじり鏡三郎”と呼ぶ者もいるが、勘定奉行の三枝能登守は、クビになった鏡三郎のことをなぜか気にかけている。小伝馬町の牢送りになる前に犯罪人や被疑者を拘留し、調べを行う大番屋には訴えや依頼が後を絶たない。鏡三郎のもとへ持ち込まれたさまざまな事件の意外な真相と、それらを通して市井に生きる人々の姿を鮮やかに描く、書き下ろし連作小説。NHK金曜時代劇『しくじり鏡三郎』原作。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784140053218
内容説明
NHK金曜時代劇『しくじり鏡三郎』原作。有能であるがゆえに職を追われたエリート役人・拝郷鏡三郎は大番屋の元締になった。早くに妻と死別、男手一つで育てた娘に反対されながらも、仕事が縁で知り合ったおりんと所帯を持ちたいと考えている。そんな時鏡三郎は、懇意にしている元上役の三枝能登守から、結果次第では復職もかなうからと、長崎会所の実態を調べるよう頼まれた。しかし、長崎に到着した鏡三郎を待ち受けていたのは…。鏡三郎をとりまく人々が巻き起こす騒動や、大番屋に持ちこまれた事件を通して、その背景にある武士や町人など様々な人々の優しさ、切なさを情感豊かに描いた書き下ろし連作小説、完結編。
「BOOKデータベース」 より