澁澤龍彦日本作家論集成
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書誌事項
澁澤龍彦日本作家論集成
(河出文庫, [し1-55],
河出書房新社, 2009.11
- 上
- 下
- タイトル別名
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日本作家論集成 : 澁澤龍彦
Shibusawa Tatsuhiko Nihon Sakkaron shusei
- タイトル読み
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シブサワ タツヒコ ニホン サッカロン シュウセイ
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注記
『澁澤龍彦全集』 (河出書房新社刊) の中から、日本作家について書かれたエッセイ (書評を除く) を作家の生年順に並べ替えて編集・集成したもの
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784309409900
内容説明
南方熊楠、泉鏡花から始まって、稲垣足穂、小栗虫太郎、埴谷雄高など、一九一〇年代生まれまでの日本の作家についてのエッセイをすべて収録した上巻。とくに泉鏡花や江戸川乱歩、石川淳、そして交遊の深かった稲垣足穂を書いた批評に表れた独自の眼は鋭い。文庫オリジナル集成。
目次
- 南方熊楠—悦ばしき知恵 あるいは南方熊楠について
- 南方熊楠—南方学の秘密
- 泉鏡花—化けもの好きの弁 泉鏡花『夜叉ケ池』公演に寄せて
- 泉鏡花—城3
- 泉鏡花—天上界の作家
- 泉鏡花—『夜叉ケ池・天守物語』解説
- 泉鏡花—鏡花の魅力 三島由紀夫(’69・1)
- 高浜虚子—物の世界にあそぶ
- 谷崎潤一郎—地震と病気 谷崎文学の本質
- 谷崎潤一郎—谷崎潤一郎とマゾヒズム〔ほか〕
- 巻冊次
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下 ISBN 9784309409917
内容説明
齋藤磯雄、中井英夫から始まって、吉行淳之介、そして多大な影響を受けた三島由紀夫のほか、野坂昭如、大江健三郎など、現代作家に至るエッセイをすべて収録した下巻。とくに三島由紀夫論は二〇作にのぼり、まとめて読むことができる初めての機会。既刊『澁澤龍彦書評集成』と合わせて、日本文芸批評および現代批評を網羅する文庫オリジナル集成。
目次
- 齋藤磯雄—思想の良導体 齋藤磯雄氏の翻訳について
- 齋藤磯雄—お目にかかっていればよかったの記(齋藤磯雄追悼)
- 鷲巣繁男—形而上学のカテドラルのために…
- 鷲巣繁男—鷲巣繁男追悼
- 吉岡実—吉岡実の断章
- 吉岡実—天ぷら
- 中井英夫—ロマネスクの香気
- 中井英夫—中井英夫『幻想博物館』解説
- 中井英夫—中井さんのこと
- 吉行淳之介—『砂の上の植物群』に描かれた性について 吉行淳之介論〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より