天孫降臨の夢 : 藤原不比等のプロジェクト

書誌事項

天孫降臨の夢 : 藤原不比等のプロジェクト

大山誠一著

(NHKブックス, 1146)

日本放送出版協会, 2009.11

タイトル別名

天孫降臨の夢 : 藤原不比等のプロジェクト

タイトル読み

テンソン コウリン ノ ユメ : フジワラノ フヒト ノ プロジェクト

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注記

第5刷(2011.5)の出版者: NHK出版

関連年表: p279-287

参考文献: p288-292

内容説明・目次

内容説明

隋唐帝国の出現により中国は巨大な龍となった。おびえる朝鮮諸国と日本。百済・高句麗が滅び、白村江で敗北した日本の運命は…藤原不比等は新しい王権を夢見る。その王権は草壁・軽・首の三人の皇子に託される。日本書紀の中に隠された不比等の政治哲学。天皇は天孫降臨神話で「神」になり、聖徳太子で「聖」になる。その「神聖」なる天皇を藤原一族が呑み込む。藤原不比等の企み、その呪縛は今もなお続く。

目次

  • 第1部 『日本書紀』の構想(“聖徳太子”の誕生;『日本書紀』の虚構;実在した蘇我王朝;王権の諸問題)
  • 第2部 天孫降臨の夢(“天皇制”成立への道;藤原不比等のプロジェクト;天孫降臨神話の成立)
  • 天皇制をめぐって

「BOOKデータベース」 より

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