「世界」崩壊 : それはベルリンで始まり、日本で続いている

書誌事項

「世界」崩壊 : それはベルリンで始まり、日本で続いている

杉山隆男 [著]

(講談社+α文庫)

講談社, 2009.10

タイトル別名

きのうの祖国

タイトル読み

セカイ ホウカイ : ソレ ワ ベルリン デ ハジマリ ニホン デ ツズイテ イル

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注記

「きのうの祖国」(ちくま文庫 1999年刊)の第一部を加筆・再編集・改題したもの

内容説明・目次

内容説明

土地・株価の異常な高騰から日本社会を狂乱の渦に巻き込んだバブルが崩壊し、天皇崩御によって昭和という御世が閉幕した1989年。まぎれもなく日本にとっての分かれ目となったこの年、ドイツでは米ソ冷戦構造の下、世界を東西に分断していた壁が崩壊するという、世界史を画する大事件が起こった。渦中のドイツ国民は何を得て、何を失ったのか。市井の肉声を通じ、世界史の断面図を描く。物事を何ひとつ正視できなかった日本人、必読の書。

目次

  • プロローグ 地図から消えた国
  • 第1章 開放(一枚のメモ;片道切符;篭の鳥;映画少年;モンゴル絨毯)
  • 第2章 脱出(二人の欠席者;PM12;身上調書;白い円)
  • 第3章 再会(男と女;赤い靴下;プラハの憂鬱;青い空;冬の童話)

「BOOKデータベース」 より

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