醜い日本の私
著者
書誌事項
醜い日本の私
(新潮文庫, 8826,
新潮社, 2009.12
- タイトル別名
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醜い日本の私
- タイトル読み
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ミニクイ ニホン ノ ワタクシ
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内容説明・目次
内容説明
頭上には電線がとぐろを巻き、街ではスピーカーががなりたてる、ゴミ溜めのような日本。美に敏感なはずの国民が、なぜ醜さに鈍感なのか?客への応対は卑屈で、「奴隷的サービス」に徹する店員たち。その微温的「気配り」や「他人を思いやる心」など、日本人の美徳の裏側に潜むグロテスクな感情を暴き、押し付けがましい「優しさ」に断固として立ち向う。戦う哲学者の反・日本文化論。
目次
- 1 ゴミ溜めのような街(明大前商店街;日本人は美に敏感である ほか)
- 2 欲望自然主義(日本は美しい;欲望自然主義とは何か? ほか)
- 3 奴隷的サービス(日本人客室乗務員と欧米人客室乗務員の違い;江戸しぐさ ほか)
- 4 言葉を信じない文化(垂れ流しキャンペーン;『その油断火から炎へ災いへ』 ほか)
- 5 醜と不快の哲学(醜と不快との関係;感受性と普遍化 ほか)
「BOOKデータベース」 より