比較歴史制度分析
著者
書誌事項
比較歴史制度分析
(叢書「制度を考える」)
NTT出版, 2009.12
- タイトル別名
-
Institutions and the path to the modern economy : lessons from medieval trade
- タイトル読み
-
ヒカク レキシ セイド ブンセキ
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注記
その他の訳者: 尾川僚, 後藤英明, 結城武延
監訳: 岡崎哲二, 神取道宏
原著 (Cambridge University Press, 2006) の翻訳
参考文献: p401-441
内容説明・目次
内容説明
制度とは何か。それはなぜ存続し、どのように変化するか経済史、ゲーム理論、心理経済学、政治学、社会学等における重要な知見を統合した、比較歴史制度分析の幕開け。歴史研究とゲーム理論の新たな融合。
目次
- 第1部 準備(イントロダクション;制度と取引)
- 第2部 均衡状態にあるシステムとしての制度(自律的秩序による契約履行制度—マグリブ貿易商の結託;国家の触手から所有権を守る—商人ギルド;内生的な制度とゲーム理論分析)
- 第3部 歴史的過程としての制度のダイナミクス(内生的制度変化の理論;制度の軌跡—過去の制度は現在の制度にどのような影響を及ぼすか;国家の建設—ジェノヴァの興亡;制度の軌跡とその起源—文化に根ざした予想と社会組織)
- 第4部 比較歴史制度分析における実証の方法(個人的関係に依存しない取引の制度的基礎;理論—歴史対話型の文脈に依存した分析)
- 第5部 結論(制度、歴史、発展)
- 付録
「BOOKデータベース」 より