思惟の道としての現象学 : 超越論的媒体性と哲学の新たな方向

書誌事項

思惟の道としての現象学 : 超越論的媒体性と哲学の新たな方向

新田義弘著

以文社, 2009.12

タイトル別名

Phänomenologie als Weg des Denkens

思惟の道としての現象学 : 超越論的媒体性と哲学の新たな方向

タイトル読み

シイ ノ ミチ トシテノ ゲンショウガク : チョウエツロンテキ バイタイセイ ト テツガク ノ アラタナ ホウコウ

大学図書館所蔵 件 / 65

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

学祖フッサール生誕150年で世界的に新たな展開をみせる現象学。そのわが国における第一人者が、構想の誕生から現代にまで至る哲学的思惟の変遷と深まりを通観、世界に先駆け提唱した「超越論的媒体性」概念を発展させ、西田幾多郎、井筒俊彦ら東洋思想を視野に入れつつ芸術・宗教の領域に肉薄する新たな生命の哲学を構想する。

目次

  • 第1部 超越論的媒体性とはなにか(方法の事象回帰の運動—フッサールの現象学のたどった道;反省理論からの解放—自己意識の現象学の課題;超越論的媒体性としての自覚)
  • 第2部 知の像性と生命性(知の像性と仮像の発生;断想 他者と死;フッサールとハイデガーとのあいだ—「現象性」をめぐる問いの往還)
  • 第3部 知の帰属性と責任性(知の責任性と生の根本気分;知の自証性と世界の開現性—西田幾多郎と井筒俊彦;行為的直観の現象学的究明—芸術・宗教・哲学の交差域への問い)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB00374056
  • ISBN
    • 9784753102730
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    211p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
ページトップへ