思惟の道としての現象学 : 超越論的媒体性と哲学の新たな方向
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思惟の道としての現象学 : 超越論的媒体性と哲学の新たな方向
以文社, 2009.12
- タイトル別名
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Phänomenologie als Weg des Denkens
思惟の道としての現象学 : 超越論的媒体性と哲学の新たな方向
- タイトル読み
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シイ ノ ミチ トシテノ ゲンショウガク : チョウエツロンテキ バイタイセイ ト テツガク ノ アラタナ ホウコウ
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内容説明・目次
内容説明
学祖フッサール生誕150年で世界的に新たな展開をみせる現象学。そのわが国における第一人者が、構想の誕生から現代にまで至る哲学的思惟の変遷と深まりを通観、世界に先駆け提唱した「超越論的媒体性」概念を発展させ、西田幾多郎、井筒俊彦ら東洋思想を視野に入れつつ芸術・宗教の領域に肉薄する新たな生命の哲学を構想する。
目次
- 第1部 超越論的媒体性とはなにか(方法の事象回帰の運動—フッサールの現象学のたどった道;反省理論からの解放—自己意識の現象学の課題;超越論的媒体性としての自覚)
- 第2部 知の像性と生命性(知の像性と仮像の発生;断想 他者と死;フッサールとハイデガーとのあいだ—「現象性」をめぐる問いの往還)
- 第3部 知の帰属性と責任性(知の責任性と生の根本気分;知の自証性と世界の開現性—西田幾多郎と井筒俊彦;行為的直観の現象学的究明—芸術・宗教・哲学の交差域への問い)
「BOOKデータベース」 より