自由であることの苦しみ : ヘーゲル『法哲学』の再生
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書誌事項
自由であることの苦しみ : ヘーゲル『法哲学』の再生
(ポイエーシス叢書, 59)
未來社, 2009.11
- タイトル別名
-
Leiden an Unbestimmtheit : eine Reaktualisierung der Hegelschen Rechtsphilosophie
自由であることの苦しみ : ヘーゲル法哲学の再生
- タイトル読み
-
ジユウ デ アル コト ノ クルシミ : ヘーゲル ホウ テツガク ノ サイセイ
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注記
そのほかの訳者: 明石英人, 大河内泰樹, 徳地真弥
内容説明・目次
内容説明
われわれが治療的な哲学理解の形式的図解を基礎に置くならば、『法哲学』の事実上の出発点を形成するものは、端的に代替となる正義論を立案するという意図ではなくて、まずは自身の現代における生活世界上の欠如または「苦しみ」の知覚である。他者を認めることなく、己れの欲望のおもくままに権利をもてあそぶ者たちを襲う、自由であることの苦しみ。コミュニケーションなき社会に蔓延する不透明な病理は克服されうるのか。『法哲学』に織りこまれた治癒と解放の論理を現代に再生する試み。フランクフルト学派新世代を代表する俊英がヘーゲル、そしてハーバーマスと対峙し批判理論の新たな地平を切りひらく。
目次
- 1 正義論としてのヘーゲル(個人的自由の理念—自律の間主観的条件;『法哲学』における「法・権利」—自己実現の必然的領域)
- 2 正義論と時代診断の関連(自由であることの苦しみ—個人的自由の病理学;苦しみからの「解放」—「人倫」の治療的意義)
- 3 近代の模範理論としての人倫の学説(自己実現と承認—「人倫」のための条件;「人倫」の過度な制度化—ヘーゲル的アプローチの問題)
「BOOKデータベース」 より