「修辞」という思想 : 章炳麟と漢字圏の言語論的批評理論

書誌事項

「修辞」という思想 : 章炳麟と漢字圏の言語論的批評理論

林少陽著

白澤社 , 現代書館 (発売), 2009.11

タイトル別名

Rhetoric as thoughts : Zhang Taiyan and critical theory in the sphere of Chinese characters from a linguistic perspective

修辞という思想 : 章炳麟と漢字圏の言語論的批評理論

タイトル読み

シュウジ トイウ シソウ : ショウ ヘイリン ト カンジケン ノ ゲンゴロンテキ ヒヒョウ リロン

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内容説明・目次

内容説明

章炳麟の言語理論を詳しく紹介しながら、漢字圏の批評伝統より「辞を修め、其の誠を立つる」という理念を復活させ、近代化が抑圧してきた「文」の脱構築的機能の再生をめざす意欲的論考。

目次

  • 漢字圏批評理論のために
  • 第1部 漢字圏批評概念としての「文」と「修辞」(「文」の「学」を論ず—漱石『文学論』の問い;「修辞」と「レトリック」—近代的修辞学・文法学の確立との関連において;日本における批評概念としての「修辞」—荻生徂徠の「古文辞学」とその「修辞」解釈 ほか)
  • 第2部 近代中国の文脈における音声中心主義—「文」と「修辞」の衰弱として(中国の民族主義と言語の近代;歌謠徴集運動における「声」と「音」—「歌謠」と「新詩」という近代的白話・国語運動のための装置;文と政治、美と倫理の間に—声への反省と活用としての三〇・四〇年代 ほか)
  • 「和而不同」・君子=他者の共和国へ—アーレントと章炳麟

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB00394519
  • ISBN
    • 9784768479278
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京,東京
  • ページ数/冊数
    381p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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