文芸の領域でIWWを渉猟する
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文芸の領域でIWWを渉猟する
国書刊行会, 2009.11
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文芸の領域でIWWを渉猟する
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ブンゲイ ノ リョウイキ デ IWW オ ショウリョウ スル
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University Library for Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo図
902.09:N315010546728
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参考文献: 巻末p7-16
Description and Table of Contents
Description
二十世紀初頭アメリカで大きな影響力を持ちながら、やがて消え去った労働運動組織、世界産業労働者同盟—IWW(Industrial Workers of the World)。その運動の興隆と衰亡を、ジャック・ロンドン、ジョン・リード、アプトン・シンクレア、ジョン・ドスパソス、ダシール・ハメットといった多様な文芸作品のなかに分け入り明らかにする画期的論考。
Table of Contents
- ジャック・ロンドンに見られる「共通する戦闘的精神」
- 2 「詩人」ジョン・リードのウォブリー精神
- 3 人道主義者アプトン・シンクレアの感傷
- 4 ユージン・オニール『毛猿』のIWW
- 5 フロイド・デル「ハレルヤ、アイム ア バム!」のIWW
- 6 マイケル・ゴールド、一九一四年春の覚醒
- 7 ダシール・ハメット、一九一七年の経験
- 8 前田河廣一郎の共感と憧憬
- 9 一九三〇年代前半のストライキ小説の中のIWW
- 10 ジョン・ドスパソスが描く下降するIWW
- 追記1 『アメリカプロレタリヤ詩集』の訳者たちにとってのIWW
- 追記2 アレキサンダー・サクストン『グレート・ミッドランド』のなかの退場するIWW
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