法の流通 : 法制史学会60周年記念若手論文集
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法の流通 : 法制史学会60周年記念若手論文集
慈学社出版 , 大学図書 (発売), 2009.12
- タイトル別名
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Circv latio・ivris
Circu latio juris
- タイトル読み
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ホウ ノ リュウツウ : ホウセイシ ガッカイ 60シュウネン キネン ワカテ ロンブンシュウ
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注記
その他の編著者: 高谷知佳, 林真貴子, 屋敷二郎
『法の流通』関連年表: p906-907
収録内容
- 総説 / 鈴木秀光著
- 享保期の養子法の改革と仮養子制度 / 稲垣知子著
- 明治初期における監獄制度の一転機 : 既決囚の発見 / 児玉圭司著
- 明治一四年「改正監獄則」下における監獄行政の展開と明治二二年「監獄則」制定への準備 / 姫嶋瑞穂著
- Poena extraordinariaと自由心証主義 : 近世ドイツ刑事法の「近代化」の一局面 / 藤本幸二著
- 年紀法の再検討 : 御成敗式目八条の成立と運用をめぐって / 松園潤一朗著
- 江戸幕府裁判制度に対する一考察 : 長崎奉行所を事例として / 安高啓明著
- ドイツ絶対主義領邦における村役人 : 一七・一八世紀のリッペ伯領を例に / 池田利昭著
- 秦・漢における亭の治安維持機能 / 水間大輔著
- 「獄成」の現場 : 清代後期刑事裁判における罪状自認と衆証 / 鈴木秀光著
- 総説 / 高谷知佳著
- 初期中世日本の「裁許状」の機能について : 「権門裁判」を中心にして / 佐藤雄基著
- 湯起請をめぐる室町人の意識 / 清水克行著
- 中世南フランス都市トゥールーズにおける公証人と法実践 / 図師宣忠著
- 都市法の内と外 : 中世奈良の都市賦課をめぐって / 高谷知佳著
- 『延暦儀式帳』撰進と弘仁大神宮式編纂の政治的背景 : 延喜伊勢大神宮式の前提 / 久禮旦雄著
- ビザンツ帝国を救うべき新法 : 総主教アタナシオスのネアラについて / 橋川裕之著
- ドイツ王権による修道院保護とシトー会総会 / 大貫俊夫著
- 司法政策と社会調査 : ADR運動の歴史的展開をめぐって / 久保秀雄著
- 総説 / 林真貴子著
- 井上毅の参事院構想 : コンセイユ・デタの日本的変容 / 天野嘉子著
- 中華民国民法親属継承編起草作業と慣習調査 : Escarra報告書を手がかりに / 西英昭著
- 帝国日本の行政救済法制 / 小野博司著
- 日本における法専門職の確立 : 職域の形成とその独占 / 林真貴子著
- 占領管理体制の法的特質 / 出口雄一著
- 総説 / 屋敷二郎著
- オットー・ギールケとフーゴ・プロイス : 主権概念をめぐる対立とその位相 / 遠藤泰弘著
- 英国における独立契約者(Independent contractor)概念形成前史 : 民法七一六条立法の起源をたどって / 高友希子著
- 明治前期における「自然後見」概念と「家」原理 : 母の法的地位をめぐる訴訟を中心に / 宇野文重著
- 「条理」の法思想史 : 明治八年太政官第一○三号布告論小史 / 小沢奈々著
- 清代秋審条款考 : 人命門をてがかりとして / 赤城美恵子著
- 「中華民国」における訴訟知識の伝播 : 訴訟手冊の登場 / 加藤雄三著
- アルトゥール・ヌスバウムの法事実研究 : 講壇と法実務の間 / 屋敷二郎著
内容説明・目次
内容説明
「法」とは何か—選択・形成・循環のダイナミズムからとらえる法制史学の未来への挑戦。法制史学会六十周年記念若手論文集。
目次
- 序論 法の流通
- １ 収斂する法—秩序形成の諸相（享保期の養子法の改革と仮養子制度；明治初期における監獄制度の一転機—既決囚の発見 ほか）
- ２ 拡散する法—社会のダイナミズム（初期中世日本の「裁許状」の機能について—「権門裁判」を中心にして；湯起請をめぐる室町人の意識 ほか）
- ３ 越境する法—法のダイナミズム（井上毅の参事院構想—コンセイユ・デタの日本的変容；中華民国民法親属継承編起草作業と慣習調査—Ｅｓｃａｒｒａ報告書を手がかりに ほか）
- ４ 対流する法—概念と実践知（オットー・ギールケとフーゴ・プロイス—主権概念をめぐる対立とその位相；英国における独立契約者（Ｉｎｄｅｐｅｎｄｅｎｔ Ｃｏｎｔｒａｃｔｏｒ）概念形成前史—民法七一六条立法の起源をたどって ほか）
「BOOKデータベース」 より