マリー・ルイーゼ : ナポレオンの皇妃からパルマ公国女王へ
著者
書誌事項
マリー・ルイーゼ : ナポレオンの皇妃からパルマ公国女王へ
(文春文庫, [つ-9-5],
文藝春秋, 2009.12
- 上
- 下
- タイトル別名
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マリールイーゼ : ナポレオンの皇妃からパルマ公国女王へ
- タイトル読み
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マリー ルイーゼ : ナポレオン ノ コウヒ カラ パルマ コウコク ジョオウ エ
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注記
2006年4月刊の文庫化
叢書番号はブックジャケットによる
地図 (ウィーン会議後のヨーロッパ): 下 p454-455
参考文献一覧: 下 p448-453
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784167574055
内容説明
マリー・アントワネットを大叔母に持つルイーゼは、後継ぎを生めないジョゼフィーヌと離婚したナポレオンのもとに、ハプスブルク家から政略結婚のために嫁ぐことになった。ナポレオンを憎んだ彼女だったが、共に暮らし、やがて愛しく思うようになったものの、ワーテルローでの敗戦が二人を永遠の別れに導くことになる…。
目次
- 第1部 春雷(売られた花嫁;マリー・ルイーゼに決まる;国歌の中の涙の別れ;コンピエーニュの奇襲攻撃;品位ある皇妃に感動;王子誕生;経済不況広がる;ドレスデンでの父娘再会;モスクワ遠征;雪の中の退却;突然のパリ帰還)
- 第2部 夏の嵐(ナポレオン・メッテルニヒ会談;ライプチヒの大会戦;暖炉の前の永遠の別れ;三度目の「流浪の民」;エルバ島流刑;故郷ウィーンへ;ナイペルク護衛に;ウィーン会議;ナポレオン、エルバ島脱出;ワーテルローの敗戦)
- 巻冊次
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下 ISBN 9784167574062
内容説明
パルマ公国の女王となったルイーゼは、国民の生活向上を願い、別離を余儀なくされた息子のローマ王の成長を温かく見守りつつも、愛人との逢瀬、極秘出産など葛藤にも苦しむ日々を過ごす。そして、息子の早すぎる死、父・フランツ皇帝の逝去に悲しむ暇もなく、燃えるイタリア・ナショナリズムに翻弄されていく。
目次
- 第3部 風渡る秋(パルマ女王の善政;少年、ライヒシュタット公となる;イタリアの母を恋い慕う;ナポレオンの最期;きよしこの夜;青春の夢と孤独;ナイペルク首相の死;プロケシュ=オステンの友情;女王一人デモ隊と対決;華やかなスターの魅力;青年公爵、結核に倒れる)
- 第4部 冬の疾風(幸薄き二十一歳の人生;孤独の女王;ヴェルディ応援;ナポレオンの遺体、パリに;燃えるイタリア・ナショナリズム;善良なる女王の死去;メッテルニヒ崩壊;新しい若い皇帝)
「BOOKデータベース」 より