第三帝国のオーケストラ : ベルリン・フィルとナチスの影

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第三帝国のオーケストラ : ベルリン・フィルとナチスの影

ミーシャ・アスター著 ; 松永美穂, 佐藤英訳

早川書房, 2009.12

Other Title

Das Reichsorchester : die Berliner Philharmoniker und der Nationalsozialismus

第三帝国のオーケストラ : ベルリンフィルとナチスの影

Title Transcription

ダイサン テイコク ノ オーケストラ : ベルリン・フィル ト ナチス ノ カゲ

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年表--ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団1932-1945: p441-445

Description and Table of Contents

Description

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団が世界でもっとも有名なオーケストラの一つであることに、疑問はない。だが、ヒトラーがドイツ首相となった1933年、このオーケストラは経営的に厳しい状況に追い込まれていた。そのとき、指揮者フルトヴェングラーが援助を求めたのは、宣伝大臣ゲッベルスだった。こうしてベルリン・フィルは、「帝国オーケストラ」としてナチス・ドイツのプロパガンダの道具になっていく。ナチ党への協力と対立、ユダヤ人団員問題、「帝国オーケストラ」としての演奏旅行。そして、音楽の理想と戦争の影の葛藤のなかでむかえたドイツ敗戦…。フルトヴェングラーとカラヤンの時代が過ぎ去ったいま、さまざまな原資料からナチス時代のベルリン・フィルを再現した傑作ノンフィクション。

Table of Contents

  • 第1章 帝国オーケストラへの道
  • 第2章 ナチに翻弄される団体
  • 第3章 オーケストラのふところ具合
  • 第4章 楽団員たちの仕事
  • 第5章 コンサート・プログラムの変化
  • 第6章 旅から旅へ ドイツの文化使節として
  • エピローグ 帝国オーケストラの遺産

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