『雪国』の汽車は蒸気機関車だったか? : 鉄道・文学・戦前の東京

書誌事項

『雪国』の汽車は蒸気機関車だったか? : 鉄道・文学・戦前の東京

酒井明司著

(現代叢書, 5)

東洋書店, 2009.12

タイトル別名

雪国の汽車は蒸気機関車だったか? : 鉄道文学戦前の東京

タイトル読み

『ユキグニ』 ノ キシャ ワ ジョウキ キカンシャ ダッタカ? : テツドウ・ブンガク・センゼン ノ トウキョウ

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注記

本書関連年譜: p125-132

文献: p133-138

内容説明・目次

内容説明

名作文学に登場する鉄道描写を切り口に、東京とその近郊の鉄道路線の形成過程をたどる。関東大震災(一九二三年)を境に急激な発展をとげた大都市「東京」とその周辺。その重要なインフラとなった鉄道路線はどのように作られてきたのか。「歴史派・鉄ちゃん」が贈る読み応えある一冊。

目次

  • 1 『雪国』(川端康成)—『雪国』の汽車は蒸気機関車だったか?
  • 2 『武蔵野』(国木田独歩)—田舎を行く中央線
  • 3 『みみずのたはごと』(徳富蘆花)—新宿と城西
  • 4 『田園の憂鬱』(佐藤春夫)—田園になった田舎
  • 5 『武蔵野夫人』(大岡昇平)—田園になれなかった田舎
  • 6 『浮沈』(永井荷風)—武蔵野の東・浅草
  • 7 『城ケ島の雨』(北原白秋)—三浦半島と下総を結ぶ
  • 8 『地下鉄に乗って』(浅田次郎)—東京モダニズム

「BOOKデータベース」 より

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