荷風と明治の都市景観
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書誌事項
荷風と明治の都市景観
三省堂, 2009.12
- タイトル読み
-
カフウ ト メイジ ノ トシ ケイカン
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内容説明・目次
内容説明
荷風は赤レンガ建築が嫌いだった…あるべき“景観”とは何か。荷風を通して明治の東京の成り立ち、現代の東京を考える待望の本。掲載図版約80点。
目次
- 序章(景観問題の起源;建築・都市批評の始まり)
- 第1章 明治(一八六八〜一九一二年)の首都計画(江戸を近代首都に—欧米化の志;外国人技術者の時代—銀座煉瓦街計画と官庁集中計画 ほか)
- 第2章 荷風の欧米都市体験(渡米以前—江戸と東京の狭間;渡米後(一九〇三〜〇七年)—シカゴ、ワシントンD.C.、ニューヨーク:近代都市のスケール ほか)
- 第3章 荷風の体感した首都東京(「明治の東京」の衝撃—帰国後(一九〇八年)から『日和下駄』(一九一五年)まで;首都の威信—丸の内・日比谷・霞ヶ関界隈 ほか)
- 第4章 荷風の好む東京の景観(建築—「市区改正」以前・以後:西洋建築二世代;街路—大通り、路地、坂道:景観と歩行感覚 ほか)
- 終章 心地よい都市をめざして(「国土」から「風土」に;点の集合体から四次元の構造体に ほか)
「BOOKデータベース」 より