人間蓮如
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人間蓮如
（MC新書, 043）
洋泉社, 2010.1
増補新版
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ニンゲン レンニョ
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内容説明・目次
内容説明
本願寺中興の祖といわれる蓮如（１４１５〜１４９９）は、応仁の乱という激動の時代に彼独自の布教と戦略をあみ出し、念仏の運動を全国の民衆の間に拡めた。その結果、門徒たちは政治権力との血で血を洗う戦いを繰り広げ、信仰の元に人を殺す状況に追い込まれていく。この時、蓮如は、「宗教戦争」を回避することで、本願寺教団の基礎を固めることに成功するが、その陰には、信徒たちが犯した「悪」をどう救済すべきかに苦悩する蓮如の壮絶な姿があった。日本宗教史に燦然と輝く宗教指導者の生涯を描く名著の復刊。
目次
- 第１章 人と思想
- 第２章 蓮如の戦略
- 第３章 蓮如の救済論
- 第４章 晩年と臨終
- 蓮如以後—一揆について
- 蓮如再考
- 付録 蓮如の遺言状
「BOOKデータベース」 より