アリとキリギリスの日本経済入門
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アリとキリギリスの日本経済入門
(ちくま文庫, [と-22-1])
筑摩書房, 2010.1
- タイトル読み
-
アリ ト キリギリス ノ ニホン ケイザイ ニュウモン
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注記
2003年12月東洋経済新報社から刊行されたものを大幅に加筆・訂正したもの
内容説明・目次
内容説明
イソップ寓話の「アリとキリギリス」は、働き者の「アリ」と享楽家の「キリギリス」を対比させて、倹約や勤労の美徳を説いた教訓譚として人口に膾炙している。しかしグローバリズムは、そうした「昨日の世界」を一変させてしまった。バブルから構造改革、社会保障、経済格差、金融危機などの重要な論点に沿って、連動して劇的に変化しつつある日本経済の過去・現在・未来を解き明かす。
目次
- 第1部 昆虫村の「失われた十年」(昆虫村のくらし—経済のしくみ;キリ太さん、土地を買う—バブルの形成と崩壊;コガネゴンさん、苦労する—銀行の貸し渋りと金融危機 ほか)
- 第2部 改革は実を結ぶか(アリズミ村長、改革に燃える—構造改革;カブトンさん、輸出でかせぐ(1)—外需に頼る経済;カブトンさん、輸出でかせぐ(2)—大企業と中小企業 ほか)
- 第3部 明るい未来を切り開く(コガネゴンさん、またまたあわてる—サブプライム問題;キリ太さん、地方の疲弊を憂う—地域格差の真因;アリ子さん、仕事にはげむ—なぜ成長が必要か ほか)
「BOOKデータベース」 より