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陸奥宗光とその時代

岡崎久彦著

PHP研究所, 2009.12

  • : 新装版

タイトル読み

ムツ ムネミツ ト ソノ ジダイ

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注記

文献目録: p557-559

陸奥宗光年表: p560-569

内容説明・目次

内容説明

かつて日本の生存と尊厳を守り抜いた外交官がいた!坂本龍馬から一目置かれた男。日清戦争後の三国干渉を乗り切ったカミソリ大臣。その波乱の生涯を描いた不朽の名作。

目次

  • 父と子—爛熟する十八世紀文化
  • 自得翁—江戸時代エリートの思想的遍歴
  • 明治維新—革命と硝煙の時代へ
  • 鵬翼折る—プロシア的軍事国家の出現
  • 冬の鴬—土佐のいごっそうに振りまわされる
  • 蛍雪の功再び—獄中の勉強三昧
  • 蛍雪の功三たび—プロシア的憲法でよいのだろうか?
  • 日本のデモクラシー—近代国家への模索
  • 日本の憲政—世界に誇るサムライ・デモクラシー
  • 議会民主主義の最初の挫折—暴力的な大選挙干渉
  • 条約改正問題—不平等条約に泣いた半世紀
  • 朝鮮半島における日清の角逐
  • 東学党の乱—朝鮮は清国の属国か
  • 開戦へ—不退転の決意
  • 開戦外交—当面の干渉を防ぐ
  • 豊島沖の海戦—大日本帝国の夜明け
  • 日本軍の快勝—中国の戦略倒れ、日本の戦術倒れ
  • 戦争の終局—時間と競争の戦争
  • 三国干渉その一 李鴻章の老獪かえって愛すべし
  • 三国干渉その2 他策なかりしを信ず
  • 陸奥の死 デモクラシーの未達成に憾みを残しつつ

「BOOKデータベース」 より

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