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明治留守政府

笠原英彦著

慶應義塾大学出版会, 2010.1

タイトル読み

メイジ ルス セイフ

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注記

主要参考文献・史料一覧: p191-199

内容説明・目次

内容説明

明治四年十一月、廃藩置県後の不安定な政情のなか、岩倉使節団は横浜を出航。岩倉具視、木戸孝允、大久保利通ら要人を欠いた政府は、国内外に次々と起こる難題に直面しつつも、急進的に近代化政策を推し進めてゆく。三条実美、西郷隆盛、大隈重信、井上馨、江藤新平—いずれ劣らぬ個性の持ち主たちの立ち回りと人間像にも着目、「行政主導国家」の原型が築かれ、日本の新しい針路が定まってゆく過程を力強く描写する。

目次

  • 第1章 岩倉使節の出発と留守政府の発足
  • 第2章 制度改革論争から太政官三院制へ
  • 第3章 留守政府の始動
  • 第4章 予算ぶんどり合戦
  • 第5章 留守政府の外交
  • 第6章 太政官三院制の変容
  • 終章 終盤を迎えた留守政府
  • 附論 太政官三院制に関する覚書

「BOOKデータベース」 より

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