ナチス・ドイツ、IGファルベン、そしてスイス銀行

書誌事項

ナチス・ドイツ、IGファルベン、そしてスイス銀行

フォルカー・コープ著 ; 八木正三訳

創土社, 2010.1

タイトル別名

Das schmutzige Vermögen : das Dritte Reich, die I.G. Farben und die Schweiz

ナチスドイツIGファルベンそしてスイス銀行

タイトル読み

ナチス ドイツ IG ファルベン ソシテ スイス ギンコウ

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注記

原著の抄訳

主な参考文献: p282-283

関連年表: p284-286

内容説明・目次

内容説明

第三帝国の戦争経済を支えた巨大化学コンツェルンIGファルベン、強制収容所の囚人を酷使してアウシュヴィッツ近郊に自社工場(カバーの写真:1941年)を建設し、神経ガス・ツィクロンBの製造にも関わる。スイス銀行は終戦まで、ドイツの犯罪者らと緊密に連絡を取り続けた。陰謀と腐敗、精緻を極めた騙しのテクニック。戦後、スイス銀行とスイスの公的機関はいかにしてIGファルベンの在外資産をわが物としたか。その秘密を初めて暴き出す。

目次

  • 1 スイスと第三帝国の密接な関係
  • 2 偽装工作
  • 3 見せかけの分離
  • 4 一九四五年以降のスイスの隠蔽工作
  • 5 ドイツ政府とGAF問題
  • 6 IGファルベンとアウシュヴィッツ
  • 7 過去から目を背ける人々

「BOOKデータベース」 より

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