民法学と要件事実論との協働
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民法学と要件事実論との協働
(民事要件事実講座, 6)
青林書院, 2010.1
- タイトル読み
-
ミンポウガク ト ヨウケン ジジツロン トノ キョウドウ
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内容説明・目次
内容説明
いまや要件事実論は、単に民事訴訟の手続論・技術論としてではなく民事実体法の解釈・適用に関わる理論として、民法学の一員に位置づけられ始めている。本巻は、民法学と要件事実論との協働が緊密になってきた現状に鑑み追加企画としてまとめたもので、本講座の掉尾を飾る珠玉の論稿を収める。
目次
- 要件事実論の変遷と今後の展望—実体法の制度趣旨との関係を中心として
- 新たな権利の形成・新たな紛争の解決と要件事実・要件事実論的思考
- 評価的要件の判断構造についての考察—権限外の表見代理における「正当理由」を題材として
- 法律行為論と要件事実
- 物権的請求権と要件事実
- 物権変動の対抗要件と要件事実
- 債務不履行に基づく損害賠償請求と要件事実
- 無償契約としての「贈与契約」の要件事実
- 民法における因果関係の要件事実とその構造—評価的要件という視点から
- 債務不履行と不当利得の要件事実—因果関係を中心として
- 不法行為に基づく損害賠償請求の要件事実—過失及び違法性
- 消費者法と要件事実—消費者契約法の人的適用範囲を中心に
「BOOKデータベース」 より