ヴァイブレーターの文化史 : セクシュアリティ・西洋医学・理学療法

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書誌事項

ヴァイブレーターの文化史 : セクシュアリティ・西洋医学・理学療法

レイチェル・P・メインズ著 ; 佐藤雅彦訳

論創社, 2010.1

タイトル別名

The technology of orgasm : "hysteria", the vibrator, and women's sexual satisfaction

ヴァイブレーターの文化史 : セクシュアリティ西洋医学理学療法

タイトル読み

ヴァイブレーター ノ ブンカシ : セクシュアリティ セイヨウ イガク リガク リョウホウ

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注記

文献についての覚え書き: p222-226

原注および引用参考文献: p227-270

内容説明・目次

内容説明

ギリシア・ローマ時代からの性をめぐる文化的変遷をたどり、治療器具として技術革新されてきたヴァイブレーターの軌跡を克明に追って、女性のエクスタシーの復権を高らかに宣言したメインズ女史の名著。

目次

  • 第1章 誰もしたくない仕事(男性中心主義が作り出した、期待される「女の性欲」像;疾病パラダイムとしての「子宮性病的興奮状態」 ほか)
  • 第2章 「ヒステリー疾患」と見なされてきた女性の性欲(古代と中世に「ヒステリー」はどう認知されていたか?;ルネッサンス時代の医学は「ヒステリー」をどう扱ったか? ほか)
  • 第3章 おお神様、彼女は何を欲しているのでしょう?(医者は女性のオルガズムをどう扱ってきたか?;女性の自慰が許されなかった特殊な理由 ほか)
  • 第4章 花芯から蜜が流れ出すように(水治療と水療法の流行;電気療法の登場 ほか)
  • 第5章 性欲の“男性中心モデル”の見直し(西洋医学の「治療」としての“女をイカせるマッサージ”;男女相互交歓的な性関係のなかで揺らぎだした男性中心主義的“性欲”観 ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB00827933
  • ISBN
    • 9784846008352
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    302p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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