ポエジーその至福の舞 : 詩論集
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ポエジーその至福の舞 : 詩論集
土曜美術社出版販売, 2009.12
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ポエジー ソノ シフク ノ マイ
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内容説明・目次
内容説明
もしかしたら、私たちは詩を読むとき、ある過ちを犯しているのかもしれない。詩の「核」のようなものを丸ごと捉える直感的批評の欠如—。優れた詩歌の内奥には何ものかが棲んでいる。それが私たちの心身にとり憑き、風を吹かせ、その詩作品の虜になっていくのだ。そのとき、深奥から初めてポエジーが姿を表すにちがいない。
目次
- 第1章 ポエジーその至福の舞(ポエジーその至福の舞—詩の真髄への旅;狭義的抒情詩論から脱却しよう—他者へ差し出す孤独の手 ほか)
- 第2章 時代の変質と詩歌(時代の変質と文学;あるものはあるがままに ほか)
- 第3章 今日にとって「狂気」は存在するか(抒情詩の系譜(一九六〇年代以降を考察する)—鋭い認識が抒情を醸し出す;戦後抒情詩は「四季」派をどう超えたか ほか)
- 第4章 詩人論(名詩には何ものかが棲んでいる—いま北原白秋を再読する;存在を衝く抒情のエネルギー—三好達治を再読する ほか)
「BOOKデータベース」 より