NHK番組改変事件 : 制作者9年目の証言

書誌事項

NHK番組改変事件 : 制作者9年目の証言

放送を語る会編

かもがわ出版, 2010.1

タイトル読み

NHK バングミ カイヘン ジケン : セイサクシャ 9ネンメ ノ ショウゲン

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注記

証言: 永田浩三, 長井暁

文献・ビデオなど: p86

内容説明・目次

内容説明

9年前にNHKが放送した番組(問われる戦時性暴力)をめぐって、いまだに議論が続いている。今回、当時の制作担当者(プロデューサーとデスク)の勇気ある証言によって、番組が政治家の圧力で歪められたという、NHKの根幹にかかわる事態が明らかにされた。NHKは依然としてその事実を否定しているが、事件は日本のジャーナリズムの現在を鋭く問いかけている。

目次

  • 第1部 そのとき何が起こったのか—番組担当プロデューサー・デスク9年目の証言(変らぬ公式見解;企画は意義あるもの;制作会社離脱への痛恨の思い;政治家の圧力の強まり;国会担当の幹部「これでは全然だめだ」と発言;さらに三分間の削除命令)
  • 第2部 討論「番組改変事件」から何を学ぶか(教科書からメディアへ波及した「慰安婦」攻撃;日本のジャーナリズムの貧しさ;NHKにおけるタブーの存在;組織内のジャーナリストはどこまで抵抗できるのか;本当のことを言う決意はどこから来たか;終わっていない「番組改編事件」;灯を消さない取り組みを)

「BOOKデータベース」 より

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