ダーウィンと道徳的個体主義 : 人間はそんなにえらいのか

Bibliographic Information

ダーウィンと道徳的個体主義 : 人間はそんなにえらいのか

ジェームズ・レイチェルズ著 ; 古牧徳生, 次田憲和訳

晃洋書房, 2010.1

Other Title

Created from animals : the moral implications of Darwinism

ダーウィンと道徳的個体主義 : 人間はそんなにえらいのか

Title Transcription

ダーウィン ト ドウトクテキ コタイ シュギ : ニンゲン ワ ソンナ ニ エライ ノカ

Note

文献: 巻末p15-22

Description and Table of Contents

Description

本書は古代以来、西洋思想を一貫する人間絶対主義に進化論の観点から疑義を呈し、いわゆる「人間の尊厳」を明確に否定したものである。人間の相対化と安楽死や中絶の容認、なによりも肉食の否定と動物の権利の承認に、読者はこれからの倫理の方向を見出すことであろう。

Table of Contents

  • 第1章 ダーウィンの発見(若き日のダーウィン;一八三一年当時、世界はどう見られていたか ほか)
  • 第2章 進化と倫理はどのように関係するか(スペンサーから社会生物学へ;人間は道徳的に特別なのか)
  • 第3章 ダーウィン主義者は宗教に対して懐疑的にならねばならないか(ダーウィンの懐疑;目的なき自然)
  • 第4章 人間は動物とどのくらい違うか(人間は唯一の理性的動物か;人間は唯一の道徳的動物か ほか)
  • 第5章 人間を特別視しない道徳(平等の原理;種差別主義 ほか)

by "BOOK database"

Details
  • NCID
    BB00905720
  • ISBN
    • 9784771020948
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Original Language Code
    eng
  • Place of Publication
    京都
  • Pages/Volumes
    v, 266, 22p
  • Size
    22cm
  • Classification
  • Subject Headings
Page Top