古代学への招待
著者
書誌事項
古代学への招待
(日経ビジネス人文庫, 528)
日本経済新聞出版社, 2010.2
- タイトル読み
-
コダイガク エノ ショウタイ
大学図書館所蔵 件 / 全23件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
古代の女性天皇は巫女だった。ヤマトタケルは水銀中毒にかかっていた。東大寺の大仏に使われた黄金は密かに朝鮮半島から持ち込まれた—。民俗学の泰斗が旧辞、説話、伝承をよりどころに、想像力を駆使し、古代日本の深層に迫る。
目次
- 第1章 邪馬台国と物部王国(朝鮮半島が動けば倭国も動く;倭に鵲無し;筑紫平野を制した女王国;狗奴国と呉国の交流;物部氏の東遷;ヒノモトの日下;ニギハヤヒの裔としての誇り)
- 第2章 金属と白鳥(イリ王朝のはじまり;金属と縁がある垂仁帝の皇子たち;水銀の毒に斃れたヤマトタケル;応神天皇の卵生説話)
- 第3章 山部の物語(山部が伝えた二王子逃亡の物語;各地の山部が二王子を庇護)
- 第4章 古代巫女王の系譜—斎宮・中皇命・女帝(倭大国魂の威霊;妹の力;神と天皇の間に立った中天皇;推古女帝の役割;巫女王としての女帝;間人皇女と中大兄皇子の悲恋;持統女帝の夢歌)
- 第5章 奈良朝の幻夢と悪夢(聖武帝の幻夢;大仏塗金の実相;与曾女と清麻呂の対決;井上皇后の呪詛)
「BOOKデータベース」 より