フランツ・ローゼンツヴァイク : 「新しい思考」の誕生
著者
書誌事項
フランツ・ローゼンツヴァイク : 「新しい思考」の誕生
知泉書館, 2010.2
- タイトル別名
-
フランツローゼンツヴァイク : 新しい思考の誕生
フランツ・ローゼンツヴァイク
- タイトル読み
-
フランツ ローゼンツヴァイク : アタラシイ シコウ ノ タンジョウ
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注記
参考文献: p[293]-314
内容説明・目次
内容説明
ローゼンツヴァイク(1886‐1929)は主著『救済の星』を残し志半ばにして逝ったが、レヴィナスやレオ・シュトラウスをはじめハイデガー、ブーバー、ベンヤミンなどに多大な影響を与えてきた。しかしわが国では彼についての本格的な研究がなく、本書はその全体像を初めて紹介する画期的な業績である。
目次
- フランツ・ローゼンツヴァイク研究の意義と課題
- 第1部 古い思考から新しい思考へ—『救済の星』への道(若きローゼンツヴァイクと信仰の問題—ヘーゲル、キリスト教、ユダヤ教;新しい思考の出発点—ローゼンツヴァイクの思想における基礎構造)
- 第2部 孤立と関係—『救済の星』第一部、第二部を中心に(永続的なものの探求—神、世界、人間;時間性を開示させる三つの出来事—創造、啓示、救済)
- 第3部 神と二つの永遠なる形象—『救済の星』第三部を中心に(永遠性が到来する共同体—ユダヤ教とキリスト教;時間と永遠の相の下で—ローゼンツヴァイクにおける神と真理の問題)
- 生のなかへ
「BOOKデータベース」 より