すべては海になる
著者
書誌事項
すべては海になる
(小学館文庫, や13-1)
小学館, 2009.11
- タイトル別名
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All to the sea
- タイトル読み
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スベテ ワ ウミ ニ ナル
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注記
2005年刊の加筆・修正
内容説明・目次
内容説明
夏樹は二十七歳、独身。都内の書店で働くようになってから五年たつが、いまだにアルバイトのままだ。彼女は十七歳のときに援助交際の経験があり、いまでも人間関係がうまく築けないでいた。寂しさを紛らわすため、既婚者や出版社の営業の男性と付き合うが、心の隙間は埋まらない。ある日、夏樹は店で中年女性の万引きを目撃する。大学教授の妻である彼女の家を訪れた夏樹は、高校生の息子・光治と出会う。学校でのいじめに耐えながら、気丈に崩壊家庭を立て直そうとする光治に、夏樹は強く心を惹かれる。著者が監督した同名映画の原作小説。
「BOOKデータベース」 より