書誌事項

神屋宗湛の残した日記

井伏鱒二 [著]

(講談社文芸文庫, [いC15])

講談社, 2010.2

タイトル読み

カミヤ ソウタン ノ ノコシタ ニッキ

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注記

底本: 1995年6月講談社刊

年譜: p219-232

著書目録: p233-243

収録内容

  • うなぎ
  • 一握の籾
  • 船津村の窯址
  • 質流れの島
  • 雷鳥
  • 普門院の和尚さん
  • 神屋宗湛の残した日記

内容説明・目次

内容説明

豊臣秀吉に寵愛された、博多の豪商茶人・神屋宗湛の日記の口語訳を試み、秀吉の茶会の人間模様を浮き彫りにした表題作。旧友に好物の鰻を生きたまま土産に届けようとするが、結局、苦労して運んだ鰻が死んでいたというアイロニーを描いた「うなぎ」ほか、「一握の籾」「質流れの島」「雷鳥」など、晩年の作品七篇を収録。闊達自在な老いの境地と、繊細な感性の震えを巧みに描出した、井伏文学の真髄を示す遺作集。

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB01122365
  • ISBN
    • 9784062900768
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    243p
  • 大きさ
    16cm
  • 分類
  • 親書誌ID
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