神屋宗湛の残した日記
Author(s)
Bibliographic Information
神屋宗湛の残した日記
(講談社文芸文庫, [いC15])
講談社, 2010.2
- Title Transcription
-
カミヤ ソウタン ノ ノコシタ ニッキ
Available at / 54 libraries
-
No Libraries matched.
- Remove all filters.
Search this Book/Journal
Note
底本: 1995年6月講談社刊
年譜: p219-232
著書目録: p233-243
Contents of Works
- うなぎ
- 一握の籾
- 船津村の窯址
- 質流れの島
- 雷鳥
- 普門院の和尚さん
- 神屋宗湛の残した日記
Description and Table of Contents
Description
豊臣秀吉に寵愛された、博多の豪商茶人・神屋宗湛の日記の口語訳を試み、秀吉の茶会の人間模様を浮き彫りにした表題作。旧友に好物の鰻を生きたまま土産に届けようとするが、結局、苦労して運んだ鰻が死んでいたというアイロニーを描いた「うなぎ」ほか、「一握の籾」「質流れの島」「雷鳥」など、晩年の作品七篇を収録。闊達自在な老いの境地と、繊細な感性の震えを巧みに描出した、井伏文学の真髄を示す遺作集。
by "BOOK database"