夢顔さんによろしく : 最後の貴公子・近衛文隆の生涯
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夢顔さんによろしく : 最後の貴公子・近衛文隆の生涯
(集英社文庫, [に6-6,
集英社, 2009.12
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ユメガオ サン ニ ヨロシク : サイゴ ノ キコウシ コノエ フミタカ ノ ショウガイ
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784087465211
内容説明
「夢顔さんによろしく」—遠くシベリアの収容所から届く謎に満ちた手紙。送り主は名門近衛家の嫡男、文隆。アメリカ留学で華やかな青春を過ごし、上海で美しき中国人女性との恋に燃えた青年貴族。彼は日中戦争を終結させるべく必死の和平工作に臨むのだが、やがて過酷な運命に巻き込まれ…。知られざる貴公子の生涯を描くノンフィクション・ノベルの最高傑作。第13回柴田錬三郎賞受賞作品。
目次
- 第1章 一九四五〜四七 東京
- 第2章 一九四七 モスクワ
- 第3章 一九一五〜三四
- 第4章 一九三五〜三八
- 第5章 一九三八〜三九 東京
- 第6章 一九三九 上海
- 巻冊次
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下 ISBN 9784087465228
内容説明
和平工作が失敗に終わり徴兵された文隆は、満州で終戦を迎え、シベリアに抑留される。日本の家族の元に届く手紙に繰り返し書かれていたのは、不可思議な言葉だった…。帰国と引き換えにソ連のスパイとなることを求められた文隆が、最後に希望を託そうとした「夢顔さん」とは一体誰なのか?激動の時代を生き、高貴なる一族の長男として、そして日本人としての誇りを守り続けた文隆の運命は—。
目次
- 第7章 一九四〇〜四一 満州
- 第8章 一九四二〜四五 満州
- 第9章 一九四五〜四六 東京・満州
- 第10章 一九四八〜五一
- 第11章 一九五二〜五五
- 第12章 一九五五
- 第13章 一九五六
- 第14章 一九五六〜五八
- 終章 一九五八〜
「BOOKデータベース」 より