北陸街道紀行 : 芭蕉「おくのほそ道」を織り込んで

書誌事項

北陸街道紀行 : 芭蕉「おくのほそ道」を織り込んで

松尾一著

まつお出版, 2009.12

タイトル読み

ホクリク カイドウ キコウ : バショウ オク ノ ホソミチ オ オリコンデ

大学図書館所蔵 件 / 8

この図書・雑誌をさがす

注記

主な参考文献: p231-233

内容説明・目次

内容説明

越後高田から越中、加賀、越前と日本海側を通り近江に至る北陸街道は、越後では「加賀街道」、近江では「北国街道」などと呼ばれていた。加賀藩の二〇〇〇人ほどという参勤交代を始め、富山藩、大聖寺藩に加え、福井藩など越前の諸大名も利用していた北陸街道は、断崖絶壁の下、日本海の波が打ち寄せる親不知、あるいは川筋が一里ほども広がっていた黒部川など難所を越え、また幾つかの関所を通過していく困難な旅であった。一方、加賀一〇〇万石の城下町の繁栄ぶりに目を瞠り、幾多の寺社仏閣に参詣し、立山連峰、白山、そして伊吹山を望みながらの旅でもあったろう。松尾芭蕉『おくのほそ道』を横糸のごとく織り込んで、そんな北陸街道を訪ねる。

目次

  • 第1章 越後国編(新潟県)(高田から糸魚川へ;糸魚川から市振へ)
  • 第2章 越中国編(富山県)(境から泊へ;泊から愛本橋、三日市へ ほか)
  • 第3章 加賀国編(石川県)(倶利伽羅峠から金沢へ;金沢から小松へ ほか)
  • 第4章 越前国編(福井県)(金津から福井へ;福井から今庄へ ほか)
  • 第5章 近江国編(滋賀県)(栃ノ木峠から木之本へ;木之本から鳥居本へ ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ