識字と読書 : リテラシーの比較社会史
著者
書誌事項
識字と読書 : リテラシーの比較社会史
(叢書・比較教育社会史)
昭和堂, 2010.3
- タイトル読み
-
シキジ ト ドクショ : リテラシー ノ ヒカク シャカイシ
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収録内容
- 宗教改革期のドイツにおける読書・コミュニケーション・公共性 / 蝶野立彦著
- 統治のための識字 / 三瀬利之著
- 明治期日本における識字と学校 / 八鍬友広著
- 日本近世上層町人における「家」の教育 / 横田冬彦著
- 日本近世における出版と読書 / 長友千代治著
- 啓蒙期パンフレットとその読者層 / 山之内克子著
- 読書する自画像 / 山田史郎著
- 一九世紀末ドイツの家庭医学書の「科学化」 / 服部伸著
- 明治前期における書籍情報と書籍流通 / 鈴木俊幸著
- 読み書き教育効率化と標準発音普及を目指して / 山口美知代著
- セクシュアル・リテラシー / 松塚俊三著
- 口述文化と文字世界 / 酒井順子著
内容説明・目次
目次
- 識字と読書—その課題と方法
- 第1部 国家・社会の編成と文字(宗教改革期のドイツにおける読書・コミュニケーション・公共性—“宗教改革的公共性”をめぐって;統治のための識字—植民地期インドの行政管理と統計;明治期日本における識字と学校—国民国家とリテラシー)
- 第2部 民衆世界と読書(日本近世上層町人における“家”の教育;日本近世における出版と読書—読者層の拡大と出版の変移;啓蒙期パンフレットとその読者層—『ウィーンの小間使い娘』を中心に;読書する自画像—建国期アメリカに於ける巡歴説教師の自伝を読む;一九世紀末ドイツの家庭医学書の「科学化」—ルッツェ著『ホメオパシー教本』を中心に)
- 第3部 交錯する文字世界(明治前期における書籍情報と書籍流通—信州北安曇郡清水家の書籍購入と兎屋誠;読み書き教育効率化と標準発音普及を目指して—一九世紀後半イギリスの綴り字改革論;セクシュアル・リテラシー—戦間期のイギリス労働者階級と性;口述文化と文字世界—シティ・オヴ・ロンドンに見られた労働文化の伝達)
「BOOKデータベース」 より