歴史を紀行する
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歴史を紀行する
(文春文庫, [し-1-134])
文藝春秋, 2010.2
- : 新装版
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レキシ オ キコウ スル
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Note
1976年に刊行された文庫の新装版
叢書番号はブックジャケットによる
Description and Table of Contents
Description
幕末—松陰を筆頭に過激に突っ走った長州。西郷、大久保と大人の智恵を発揮した薩摩。容保を頂点とした会津の滅びの美学。危機の時ほど、その人間の特質が明瞭に現れる時はない。風土と人物との関りあい、その秘密、ひいては日本人の原形質を探るため、日本史上に名を留める各地を歴訪し、司馬史観を駆使して語る歴史紀行。
Table of Contents
- 竜馬と酒と黒潮と—高知
- 会津人の維新の傷あと—会津若松
- 近江商人を創った血の秘密—滋賀
- 体制の中の反骨精神—佐賀
- 加賀百万石の長いねむり—金沢
- “好いても惚れぬ”権力の貸座敷—京都
- 独立王国薩摩の外交感覚—鹿児島
- 桃太郎の末裔たちの国—岡山
- 郷土閥を作らぬ南部気質—盛岡
- 忘れられた徳川家のふるさと—三河
- 維新の起爆力・長州の遺恨—萩
- 政権を亡ぼす宿命の都—大阪
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