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平家物語

吉村昭著

(21世紀版少年少女古典文学館 / 興津要, 小林保治, 津本信博編 ; 司馬遼太郎, 田辺聖子, 井上ひさし監修, 11-12)

講談社, 2010.1

タイトル読み

ヘイケ モノガタリ

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内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784062827614

内容説明

平安時代末期(一一〇〇年代後半)、日本は歴史の大きな曲がり角に立っていた。これまでの貴族にかわって、武家の平家一門が政治の表舞台におどり出た。平家は日本全土の半分を支配下におき、平清盛の専横は目にあまるところとなった。『平家物語』は、こうした平家の隆盛と、その後の破滅への道のりを、時にフィクションをまじえながらも、あますところなく語ってくれる。平家琵琶の音にのせて、琵琶法師たちが語り継いだ一大叙事詩は、聞く人の心をゆさぶり涙をさそった。

目次

  • 平家全盛
  • 鹿の谷
  • 鬼界ケ島
  • 残された俊寛
  • 成経都へ帰る
  • 有王と俊寛
  • 重盛死す
  • 清盛怒る
  • 三歳の天皇
  • 高倉の宮の謀反
  • 宇治川の橋合戦
  • とつぜんの遷都
  • 文覚
  • 富士川の戦い
  • 清盛の悪行
  • 木曾義仲
  • 清盛死す
  • 義仲を討て
  • 倶梨迦羅の戦い
  • 比叡山の僧徒
  • 天皇、西国へ
  • 落ちていく平家
巻冊次

下 ISBN 9784062827621

内容説明

平家一門の興亡を、あますところなく、色あざやかに描きだした『平家物語』は、長い年月にわたって語り継がれた異色の歴史文学である。そして、後に能や歌舞伎の世界にもとりいれられ、時代をこえ日本中の人々の心に、遺伝子のように焼きつけられていく。

目次

  • 大蛇の子孫
  • 波間にただよう天皇の舟
  • いなか侍木曾義仲
  • 平家のふたつの勝利
  • 乱暴な義仲軍
  • 法住寺の合戦
  • 宇治川の先陣あらそい
  • 木曾義仲の最期
  • 中納言教盛父子の活躍
  • 鵯越えの逆落とし
  • 一の谷の戦い
  • 小宰相の身投げ
  • 平維盛の手紙
  • 平重衡の手紙
  • 千手の前
  • 横笛の恋
  • 平維盛の自殺
  • 藤戸の合戦
  • 義経の屋島攻め
  • 扇のまと
  • 壇ノ浦
  • 平家の人々の運命
  • 宗盛父子の処刑
  • 重衡の処刑
  • 頼朝のうたがい
  • 六代御前と文覚
  • 平家断絶

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB01292809
  • ISBN
    • 9784062827614
    • 9784062827621
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    2冊
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 親書誌ID
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