視覚表象と音楽
著者
書誌事項
視覚表象と音楽
(ジェンダー史叢書, 4)
明石書店, 2010.2
- タイトル読み
-
シカク ヒョウショウ ト オンガク
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注記
内容: はじめに: 表象研究の現在, 第1部: 女性表現者たち -- 承認と排除、馴化と逸脱(第1章「消される女性作曲家たち」-第5章「バンガロール・ナーガラトナーンマール」, コラム「「瞽女」と瞽女唄」-「日本のポピュラー音楽と「女性の表現」」), 第2部: 表象と身体(第1章「不浄観から読み解く「掃墨物語絵巻」」-第4章「描かれた戦場の性暴力」, コラム「芸能における声と異性装をめぐって」-「「植民地期韓国」という表象空間」), 第3部: 社会装置とジェンダー(第1章「日本の近代演劇と女優のジェンダー」-第4章「女性の個人史と音楽」, コラム「イザベラ・ガードナーとコレクション、そして美術館建設」, 「戦後ドイツにおける戦争の表象」), 執筆者紹介
参考文献: 章末
収録内容
- 表象研究の現在 / 池田忍
- 消される女性作曲家たち : 音楽文献・業界に見るジェンダー偏向 / 小林緑
- 女性はどこにいるのか / 西阪多恵子
- 美術史をほどく : マリー・ヴァシリエフとモダニズムの時代 / 天野知香
- 歴史の中の女歌手 : 貴婦人、娼婦、女神の挟間で / 水谷彰良
- バンガロール・ナーガラトナーンマール : 英領インド社会を生きた女性歌手 / 井上貴子
- 「瞽女」と瞽女唄 / ジェラルド・グローマー
- スピリチュアル・フェミニストとしてのイサドラ・ダンカン / 佐藤道代
- 日本のポピュラー音楽と「女性の表現」 / 北川純子
- 不浄観から読み解く「掃墨物語絵巻」 : 中世絵巻が見せるフェミニン・エンディング / 亀井若菜
- 聖母マリアの身体と共同体 / 新保淳乃
- 「土蜘蛛草紙」に描かれた女性の身体 : 図像と解釈言説の再生産をめぐって / 水野僚子
- 描かれた戦場の性暴力 : いま、敗戦後の「戦争画」をどのように見るのか / 池田忍
- 芸能における声と異性装をめぐって / 中村美亜
- 見られる音楽、聴かれる身体 : 知覚のジェンダー化 / 玉川裕子
- 「植民地期韓国」という表象空間 : 「遊女」と「良妻」の住まう地 / 金惠信
- 日本の近代演劇と女優のジェンダー / 加野彩子
- シュテファン・ヘアハイム演出《蝶々夫人》におけるミュージアムの意味 / 森岡実穂
- 美術教育をめぐるジェンダー・システム / 山崎明子
- 女性の個人史と音楽 / 小泉恭子
- イザベラ・ガードナーとコレクション、そして美術館建設 / 村井則子
- 戦後ドイツにおける戦争の表象 / 香川檀
内容説明・目次
目次
- 第1部 女性表現者たち—承認と排除、馴化と逸脱(消される女性作曲家たち—音楽文献・業界に見るジェンダー偏向;女性はどこにいるのか;美術史をほどく—マリー・ヴァシリエフとモダニズムの時代 ほか)
- 第2部 表象と身体(不浄観から読み解く「掃墨物語絵巻」—中世絵巻が見せるフェミニン・エンディング;聖母マリアの身体と共同体;「土蜘蛛草紙」に描かれた女性の身体—図像と解釈言説の再生産をめぐって ほか)
- 第3部 社会装置とジェンダー(日本の近代演劇と女優のジェンダー;シュテファン・ヘアハイム演出「蝶々夫人」におけるミュージアムの意味;美術教育をめぐるジェンダー・システム ほか)
「BOOKデータベース」 より