海を見にいく
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書誌事項
海を見にいく
(新潮文庫, し-25-34)
新潮社, 2010.3
- タイトル読み
-
ウミ オ ミニ イク
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内容説明・目次
内容説明
「海に近づいてはいけません」。目だけとがらせて言った母。柏崎の吼える大波を前に、一歩も近づくことができなかった幼い日の私。一瞬のうちに小学生の息子を連れ去ろうとした、八丈島のオバケ波。灼熱のタヒチの海に、あざけるように漂っていたピンクのボート。歳月を経て、心のひだに深く刻まれた記憶の中の海の饒舌…。その気配を捉え、深い余韻を残すフォトエッセイ。
目次
- 白い波が崩れ、海鳴りが聞こえても、(白い波が崩れ、海鳴りが聞こえても、;静かな真夏 ほか)
- 海を見にいく(海を見にいく;黒島シャンソンを聞いておくれ ほか)
- 風の中の赤灯台(海の饒舌;ヘイマン島の朝 ほか)
- オバケ波(オバケ波;絶望の島アムチトカ)
- グンジョー色の女(グンジョー色の女;一番好きな場所)
「BOOKデータベース」 より