平家物語
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平家物語
(カドカワノベルズ)
角川書店, 1983-
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内容説明・目次
- 巻冊次
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巻之五 ISBN 9784047749078
内容説明
激しい宇治川の戦いで、源頼政は敗れ、後白河の第二皇子以仁王の平家覆滅計画は費えさった。平家一門の力はみなぎり、清盛は、海外との交易を盛んにしたいという夢を実現させるため、良港のある福原遷都案をうち出した。京の公卿たちの不安をよそに新都を造る槌音が響いた。一方、平治の乱後、伊豆に流されていた源頼朝は、土地の実力者・北条時政の娘・政子と結婚した。以仁王の敗北により頼朝の周辺は慌しくなり、遂に反平氏の兵を挙げた。平家一門の運命は?歴史を戦う男たちの大河ロマン!
- 巻冊次
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巻之六 ISBN 9784047749085
内容説明
清盛は、平維盛を総大将とした頼朝追討軍を送り、両軍は富士川を挾んで布陣。士気の低い平家側は、水鳥の羽音を敵襲と思い、算を乱して潰走した。鎌倉への帰路、頼朝は奥州平泉から駆けつけた義経と合流し大いに喜んだ。このことを知った都の清盛は、平泉の秀衡に同盟を結びたいと書簡を送った。秀衡は苦悩した。今後の奥州の命運にかかわる重大事だった。その後、清盛は近江源氏の勢力を掃討し、勢いにのり奈良の東大寺、興福寺などの寺院を焼き打ちした。だが、ゴッド・ファーザー清盛は大いなる歴史的使命を終えようとしていた。歴史大河ロマン。
- 巻冊次
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巻之七 ISBN 9784047749092
内容説明
治承5年、栄華を誇った平家の時代は終ろうとしていた。高熱を出して病床についた清盛は、遂に息を引きとり、その後、三男の宗盛が平氏の総師となり家督を継いだ。平氏一族の動揺は大きかった。一方、源行家は以仁王の令旨を奉載し、知盛が率いる平家軍と尾張川で対決するが惨敗してしまう。木曽に逃げた行家は、土地の武士に反平家の思想を吹きこみ、木曽に拠を構える義仲は京都進攻の機を狙っていた。そして、源平の戦いは、倶利伽羅峠で一大決戦を迎えようとしていた…。天下を取るのは誰か!歴史大河ロマン。
「BOOKデータベース」 より