独楽園
著者
書誌事項
独楽園
(ウェッジ文庫, [す025-1])
ウェッジ, 2009.12
- タイトル別名
-
獨樂園
- タイトル読み
-
ドクラクエン
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内容説明・目次
内容説明
詩集『白羊宮』などで象徴派詩人として明治詩壇に一時代を劃した薄田泣菫は、大阪毎日新聞に勤めてコラム「茶話」を連載し、好評を博する。人事に材を得た人間観察から、やがて自然や小動物を対象にした静謐な心境随筆へと歩をすすめ、独自の境地を切り拓いた。本書は泣菫随筆の絶顛であり、心しずかに繙くとき、生あるものへの慈しみと読書の愉悦とに心ゆくまで浸るにちがいない。
目次
- 早春の一日
- 春の賦
- 静寂と雑音
- 佗助椿
- 花を待つ心
- 詩は良剤
- 春菜
- 神に願ひたい事
- 土に親しめ〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より